外壁塗装　吹き付けまたはローラー

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外壁塗装の種類

外壁塗装の仕上げ方法には、いくつかの種類があります。
吹き付けタイル（中粒仕上げ）は、紙粘土のような練り素材（タイル）を外壁に服付け、凹凸模様のパターンをつけます。
劣化しても上塗りをするだけで性能が復活するという特徴がありますが、上塗り材の耐久性が低くなってしまうのが欠点です。
吹き付けタイル（押さえ仕上げ）は、中粒仕上げで吹き付けたタイルの表面を、上から押しつぶしたものです。
素材は中粒仕上げと同じですので、特徴や欠点も同じになります。
リシンは、アクリル顔料塗料であるリシンに、砂状の骨材を混ぜて外壁に吹き付ける塗装です。
防水力は劣りますが、通気・透湿に優れているという特徴があります。
コスト面でも優れていますが、耐久性は劣ります。
スタッコ（押さえ仕上げ）は、外壁に施文とモルタルや合成樹脂を引き付けてから、塗り伸ばしたり、ローラーで押さえるなどをして、外壁の表面を凹凸のある粗面に仕上げます。
リシン仕上げと、吹き付けタイル両方の特徴を持っています。
サイディング（金属系・非金属系）は、表面にスチールやアルミ、裏面には断熱材が入っており、丈夫で腐食しにくく、品質も均一で低コストという特徴があります。
ただし、金属を使用していますので、サビや腐食に弱く、変形しやすいという欠点があります。

吹き付けとローラーの違い/

吹き付け塗装は、塗料を霧状にして吹き付ける塗装方法です。
施工が早く済み、仕上げの模様も豊富ですし、なんと言っても仕上げ面がきれいです。
しかし、霧状の塗料が飛散しやすく、養生には気を配らなくてはなりませんし、使用量の半分程度しか付着しないため、塗料の無駄が出てしまいます。
また、凹凸が多い場合には、塗料が行き渡りにくいこという欠点があります。

ローラー塗装は、専用のローラーで塗料を塗りつける塗装方法です。
塗料の飛散が少なく、高所での塗装も安心に行え、厚塗りも簡単ですし、外壁の凹凸が多い部分でも、毛足の長いローラーを使うことで塗り付けることができます。
しかし、吹き付け塗装より時間がかかり、仕上げの模様が少ないことが欠点です。

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