イサム塗料の環境愛

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塗料メーカー、イサム塗料

大阪に本社のある塗料メーカー、イサム塗料。
様々な用途の塗料を開発・販売しています。
創業が1927年と古く、メーカーとしての伝統を守りながらも時代に合わせた製品の開発を行うというのが、イサム塗料の姿勢です。

日々の商品開発・製造の一方で、企業を挙げて環境保護活動にも取り組んでいることも、イサム塗料の特徴として特筆すべき点です。

環境配慮型塗料の開発と販売

元々塗料には、大気汚染などを引き起こす原因となる化学物質が含まれていました。
しかし世界中で環境保護が叫ばれるようになり、塗料メーカーでも環境に悪影響を及ぼす物質をできる限り抑え、地球にやさしい商品の開発が進んできました。

イサム塗料も現在、自動車用の水性塗料、内装用塗料、道路の舗装材、窓ガラスのコーティング剤という4種を展開しています。

工場の取り組み

イサム塗料の工場では、太陽光パネルを設置して自家発電を行っています。
どうしても工場などでは大量の電気を消費してしまうので、その消費エネルギーの削減のために、再生利用エネルギーの活用を考えたのです。

同様に、消費エネルギーの削減を目的として、工場の屋根に遮熱加工を施しました。
実際に、真夏の屋根部は施工前後で20度も温度差が出たのです。
これにより、滋賀県からも省エネや節電のアイデアで優秀賞を与えられています。

社会全体に向けた取り組み

イサム塗料は、環境保護を目的とした様々な社会活動にも参加しています。
その1つが「チーム美らサンゴ」です。
これは、沖縄で行われているサンゴの再生プロジェクトで、植え付けや育成などをしています。

また、工場の近くに広がる琵琶湖を美しくする運動にも積極的に参加しています。
ゴミ拾いなどの体を使った活動だけではなく、行政との懇談会、環境セミナーにも参加し、地元の宝の保護に努めています。
このような取り組みは、企業の方針でもある「塗料を通して社会貢献を」の実践だと言えます。

一昔前に、体に悪いものが入っているなどと言われた塗料のメーカーだからこそ、イサム塗料は積極的に環境保護活動に参加しているのかもしれません。
イサム塗料は、ユーザーにも、地球にもやさしいメーカーですね。

参考記事：イサム塗料の詳しい情報が特集されている記事